2016年、小学1年生も終わろうとする3月、太一少年は入会しました。
ほぼお休みすることもなく、いつも真っ先に道場にやってきて自主練をし、みんなともすぐ仲良くなれる明るさ、同級生の人気者でしたね。
週に3回稽古したい!と申し出てくれて、当時の稽古場所の受付のスタッフと金額交渉して多摩道場初の週3回制を設けましたね^^。後にも先にも週3回稽古を申し出てくる子はまだいませんね。。^^。
おかげで細身の体ながら体力もつき、一気に強く逞しくなっていきました!
先生から指導される時はいつも真っ直ぐな瞳で、先生から目線をそらす事なく、指導を真剣に聞く姿が印象的でした。
その真っ直ぐな瞳は、大会の時も射るような眼差しとなり、凛々しい型を試技し、毎回上位入賞を果たしてきました。
5年生で他流派の大会に参加した時には、
慣れないフルコンタクトの組手ルールにも関わらず、何度倒されても立ち上がり、フラフラになりながらも、前へ前へ進んで、果敢に戦う姿、本当に感動しました。
見事優勝し大きなトロフィーを掴むことができましたね!
空手稽古に沢山費やす時間から、受験に向けて勉強に費やす時間に変わり、一時休会したけれど、受験合格の報告とともに、また稽古を再開してくれた時は嬉しかったよ!。
昇段審査の日は、全後輩たち、沢山のご父兄の見守る中、たった一人で試技し、
「黒帯を目指すにはこの完成度になれ!!」と言わんばかりの技の正確さ、力強さ、目線、声の大きさ。
初段レベルのお手本ともなるべき、立派な姿を、後輩たちに見せつけ、みんな刺激になったと思います。
黒帯授与式、スピーチでは、ご両親への感謝、指導してくれた黒帯先輩たちへの感謝をしっかり言葉にできて、立派でした。
今では、優しい口調でしっかり後輩に指導ができる頼もしい先輩となりました。
太一、おめでとう!!
ここからです!。やっとスタートラインにたちました。
君の優しい性格でありながらも、甘えない稽古姿勢、力強く負けない根性を武器に鍛錬し続けてください。