やっと、、、この日が来ましたね。。。
3歳のアオくんはお兄ちゃんと入会しました。
最初から、ママに甘えることなく、お兄ちゃん世代、さらに上の世代といつも一緒に、ちゃんと稽古についてきていました。
組手は、年上のお兄ちゃんたち、ロイやユウキ、タケトに負けじと、強いお兄ちゃん達を指名しながら向かっていく姿、
おかげで怖いもの無しの戦い、大会でも優勝の座にいつも鎮座してきましたね。
お兄ちゃんたちに鍛え上げられた甲斐あって、3年生の冬には茶帯、4年生で1級。。
までは順調でした。。。が、、
そこからが長かった、、、。
高学年からはサッカー、塾通いの過密な日々で、空手は少し遠回りをしながらも、
昇段のチャンスを目の前にぶら下げながら、、なかなか、、審査のお許しがでず、、
何人の後続に抜かされてしまったのか。。
小さなカラダに絞めてた茶帯も成長とともに何度交換したことか、、
泣き虫アオくんも初めての黄色帯に合格した昇級審査から10年目、5年間の茶帯に別れを告げ、やっと、、黒帯になりました。
2年生、8歳の誕生日を迎えたゲンタくんは入会しました。
辛い稽古はすぐ根をあげる、痛い稽古はすぐ痛がる。。いつも逃げ腰のゲンタくん、
空手を頑張る根性、、、あるかな。。と心配していました。
でも、いつも楽しそうに欠かさず稽古に来て、自然に誰とでもすぐ仲良くなれる、
そんな特権のおかげで先輩たちからも可愛がられ、鍛えられていきましたね。
なんといっても入会して5ヶ月で迎えた2017年の東京大会、
多摩道場が総なめにした団体戦。組手団体戦、同い年ですでにベテラン蒼くんの体調不良により、1、2年の代表として急遽借り出された代役、白帯ゲンタくん、、
勇気を出して他道場生と何度も戦ってくれました。
チームメイトの3、4年代表タケトと5、6年代表英一郎の大健闘もあって勝ち進み、見事、多摩道場対決決勝戦を制し優勝しちゃいましたね。
今となってはその結果が空手を頑張る一番の自信になったのでは?
中学生になった頃から、空手に向かう姿が変わりました。中学部活よりも空手を選んでくれて、
毎日、筋トレと小さい子たちの指導のお手伝いに通ってくれます。
その努力は糧となり、力強く、痛がって弱音を吐いていた頃のゲンタくんはたくましくなりました。
変わらない愛嬌で下級生たちに接してくれるのでみんなゲンちゃんが大好き。
何人もの下級生の子たちが、「ゲンちゃん、黒帯なったの?」と先生に聞いてきましたよ。
大会でも上位争いにくらいつきメダルを持ち帰る事が多くなり、
世界大会、国際大会、様々な大会に必ずエントリーし、経験と実績を積んできました。
家でもしっかり稽古、努力していることはその結果でわかります。その努力のおかげで同年、同時期頃に入った仲間たちより一足先に勝ち取った黒帯ですね。
さあ!、黒帯になってやっと空手家としてのスタートラインです。
先輩たちの築いてきた多摩道場を君たちが柱となって次の世代に繋げる架け橋になってくれることを期待しています。
黒帯おめでとう!