他道場で空手を習っていたものの、稽古スタイルにやりがいを見出せずにいたレオくんは、小学3年生になった5月、
はるばる隣の市から多摩道場へ通う覚悟を決めてくれました。
毎週毎週、パパやママに送迎してもらいながら真面目に通い、
中学生になった今は、たまに自転車で山を越えてやってきます。
親子喧嘩して送ってもらえない時もあるけどね。。
送迎してくれてるお母さんに生意気な態度をとるから、途中で車降ろされて歩いて山道帰ったことも。。
それもいい脚力になってるはず!。
2019年、4年生になったレオくん、家族旅行で沖縄に行った時には
上地流の旅をしてくれました。
宗家本部道場に行き、完尚会長に稽古をつけていただいたり、
沖縄空手会館で自主練、完文先生の銅像もしっかり訪れてくれました。
3年後、、この空手会館で世界大会の舞台に立つ日が来ることを、この時は全く想像していなかったでしょうね。。。
コツコツ、コツコツ、黙々、黙々、、
フランクな性格ではない方だけど、、仲間たちはみんな、レオ、レオ、と話しかけてくれてるね。
昇段審査前も、自分からは稽古相手のお願いを言い出せないレオに仲間や先輩が声をかけて、やっと対人練習をやれるという。。
そんな引っ込み思案な所、仲間との筋トレや後輩指導をしていく中で、
コミュニュケーション力、鍛えてくれたならと思っています。
仲間が支えてくれて取得した黒帯でもあります。
レオには大切な仲間が沢山いますね。
仲間たちと笑っているレオを見ると安心します。。
審査の日のサンチン鍛え、先生に思いっきりやられましたが、、たくましいカラダと忍耐力になりましたね!
自分に自信の持てなかった心、日々鍛錬。。だいぶ自信ある顔になって来ましたよ。
大会になると必ず泣く。負けたら必ず泣く。。審査の時も泣いてる。。よく泣いている。。
辞めようかな。。と何度も思ってきた事、知っていますよ。
ここまで泣きながらそれでも頑張ってきた「武道」に自分からピリオドを打ってしまったらそこまで。。。
「黒帯を取ったら辞める」、、と思っていた甘い精神も即撤回させられ、、ここからがスタート!
レオに大事なこと。自分でもわかっているはず。
後輩たちからの黒帯祝いの儀式を受け、やっとスタートラインに立ちました。
昇段恒例のスピーチ、しっかり後輩たちの前で自分の言葉を伝えることができました。
これから高校受験~その後のレオの人生、勝ちにいってください。
頑張れレオ!